救急車を呼ぶか迷ったら
実際に救急車を呼んだことがある人はどれほどいるだろうか?内閣府のある世論調査によれば救急車を呼んだことがない人の割合は91%だそうだ。つまりほとんどの人は救急車を呼んだことがないということになる。(引用元:https://survey.gov-online.go.jp/h15/h15-shoubou/2-2.html)
道端で人が倒たり、家族の調子が悪くなった時にあなたは適切に救急車を呼べる自信があるだろうか?
今日は、実際にそのような場面に出くわす前に技術的、そして精神的に備えておこうという趣旨で本記事を執筆している。
結論から言うと「緊急性の判断に迷う場合は#7119へ電話しましょう。」
元々知っている人からしたらなんだもう知っているよと思われるかもしれないが、実際に電話したことがある人は少ないのではなかと思う。いつ電話するべきなのか、実際に電話してみると、どのようなことが聞けるのかを紹介したいと思う。
#7119ってなに?
#7119とは救急車を呼ぶべきか、そもそもどこの病院に行ったらいいのかに迷った時に専門のオペレーターに助言をもらうための番号だ。
こんなことで119番していいのだろうか?怒られないだろか?救急車を呼んだもののなんともなかったらどうしようか?こんな疑問が救急車を呼ぶことを躊躇わせる。その躊躇がその人の生死を決め、その後の障害の程度、有無を決める。もちろん、危険な状態の際には迷わず119番をしてほしいが、実際にはその判断は難しい。医療関係者ならともかく、医療と普段関わることがない人にとって、救急車を呼ぶべきかという判断は非常に困難なものとなる。
救急車を呼ぶべきか迷ったら、この記事を読んでいる人は今日から#7119にまずは電話をしてほしい。トレーニングを受けた相談員などが電話口で傷病者の状態などを確認し、緊急性を要する症状なのかどうか、すぐに病院を受診する必要があるかなどを判断し、適切な助言をしてくれる。
#7119を実際に使用したときの流れ
#7119に電話をかけると、まずは救急電話相談or医療機関案内のどちらかを選ぶこととなる。救急車を呼ぶかどうか迷っている人は救急電話相談を、どこの病院に行けばいいかの助言が欲しい人は医療機関案内を選べば良い。救急電話相談では専門のオペレーターが状況を確認し、緊急性があると判断した場合は直ちに救急車の要請をしてくれる。緊急性がない場合は適切な医療機関を紹介してくれる。
結論!
救急車をよんでいいか迷った場合は#7119を!
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