紙の本 VS 電子書籍 

医学部式【勉強の極意】

皆さん紙の本と電子書籍(タブレットなど)、どちらで勉強・読書しているでしょうか?もちろん両方使っている人も多いと思います。今回はそれぞれの良い点、悪い点をまとめ、自分にあった効率的な勉強方法・読書を見つけるための手助けになればと記事を書いています。

紙の本

メリット 

デザイン性

紙の本のいいところは何と言ってもそのデザイン性にある。大学でぶっとい本で勉強をしている人を見て、すごいなぁと横目に見た経験はないだろうか?友人宅を訪れた時にその本棚に並ぶ本を見たことはないだろうか。本を持っているだけでどことなく知性を感じさせる。インテリアとしての効果も紙の本が人気である一つの要因である。

目に優しい

今日、我々の世界は電子で溢れている。TV、PC、ゲーム、挙句の果てには駅やビルの広告まで電子だ。我々の目はもう限界まで疲弊しているといっても過言ではない。眼精疲労やそれに付随する肩こり、緊張性頭痛の一因となっている。紙の本ではこういったストレスは相当軽減される。

売却可能

紙の本が電子書籍に圧倒的に優っている点としてはそのリセールバリューにある。電子書籍は買ったら売却することができない。それに対して街には古本屋が多数あり、紙の本はいつでも買取してもらえる。じゃあ電子書籍は当然紙の本より安いのかというと、そんなことは全くない。初めて電子書籍を知った時には電子書籍の強気の価格設定にびっくりしたことを今でも覚えている。当たり前だが、紙の本ならいらなくなったらいつでも売れるのだ。

気軽にページをめくれる

紙の本はいつ、どのタイミングでもパラパラと本をめくり、読みたいところから読み始められる。電子書籍を読んでいて、あ〜10ページぐらい前に書いてあったあれなんだっけなぁとかと前のページに戻りたくなった経験はないだろうか?そんなとき電子書籍は一枚一枚めくって戻る必要があり非常に億劫となるのだ。その点紙の本はいい、非常に感覚的に10ページぐらいひょいとつまんで戻ることができるのだ。これは参考書などで勉強している時にも感じる。愛用の参考書はどの辺に何が書いてあったか覚えているものだ。紙の本なら確認したいページを一瞬で開くことができる。

本を買う醍醐味

紙の本と言うものは読むだけでなく、見るのも楽しいものだ。読書好きで本屋に立ち寄るのが嫌いだと言う人は少ないのではないかと思う。本棚の美しさはもちろんだが、本屋のポップや配置など幾度となく楽しませてもらった。本屋には一期一会の出会いがある。お目当ての本を買いに行ったのに、違う本を買って帰った経験は数え切れないほどだ。これは電子書籍ではなかなか経験できない貴重な経験となる。


デメリット

重たい

紙の本と最大のデメリットは何と言ってもその重さと厚さだ。カバンに本が何冊入るだろうか。本の太さと重さにもよるだろうが、私の体感では3冊程度が限界だ。その日の授業の教科書、過去のレジュメなどを紙で持っていけばもう大変なことになる。そのくせ、使うのはほんの数ページだったりして、その効率の悪さに辟易する。ひょんなことから調べたいことができた時にお目当ての本は自宅に置いてきたりしているものだ。正直やってられない。せっかく本を自宅から持ち出したのに使わず帰宅した時も同様だ。

場所をとる

本をインテリアみたいに上手に保管できる人もいるだろうが、実際はどうだろうか?私の家にはホコリにまみれて、生涯手に取ることはないだろう本が並んでいたりする。しかし、どう言うわけか捨てられないときたもんだ。この本のために家賃を払っている面積が発生していると考えると生きるのが辛くなる。

電子書籍

メリット

電子端末一つで全ての本が運べる

これが本当に大切である。授業に行くのにもカフェに読書をしに行くのにも、調べ物をするのにも、タブレット端末一つを持っていけば全て解決する。紙の本が存在しなければ、ランドセルが重すぎて体を壊す小学生がニュースに取り上げられるという悲劇も生まれることはなかったはずだ。

読み上げ機能

電子書籍は確かに目が疲れる。もしかすると紙の本でさえ目が疲れ、親指と人差し指で目頭をつまんだ経験がある方がいらっしゃるのではないかと思う。そんなあなたに朗報である。電子書籍には読み上げ機能が存在する。目がつかれたら耳を使えばいいじゃないか。実際にオーディオブックという概念があり某大企業Amaz○nではAudibleというサービスがある。「今すぐ本を聴こう」と謳ってくる。なんとキャッチーなフレーズだろうか。目を使わなくても本が読める時代が来たのだ。実務的なことをいうと、先天性・後天性を問わず視力に問題がある人なども気軽に本を楽しめるという点で非常に革新的なものとなっている。

ノート作り

これは学生である私が痛感していることだが、電子書籍の優れている点は本の文章をコピペしたり、絵やグラフをスクリーンショットで撮影して自分の電子上のノートに貼り付けることができるというところだ。感銘を受けた本のページをストックしてもいいだろう。紙の本でいちいち気になったところを撮影してデータ管理しておくなんてやってられないのだ。iPadなどではスクリーンショットを多用するあまり、マウスの右クリックはスクリーンショットに設定していたほどだ。ノートに教科書の図をスケッチする時代は終わったのだ。(医学部では生理学・病理学・骨学・解剖学などスケッチさせられることも実際にはあるのだが‥)

検索機能

分厚い本の後ろの索引から知りたいページを探したことはあるだろうか。調べたいワードを見つけるとページ数が複数書いてあり、一番左にあるページを開いても知りたいことは書いてなく、二つ目のページを開こうとする時にはすでに索引ページは閉じてしまい、再び探すことになったことが何回あるか(私が間抜けなだけな可能性も高いが)。電子書籍ならそんなストレスとはおさらばだ。右上などについている検索欄に調べたい文字を入れて検索するだけで、そのキーワード全てを検出してくれる。(この機能はホームページなどで調べものをする時にも重宝する)

電子書籍限定の本

最近は紙の本を出版することなく、電子上でのみ本を出版するという形式をとる人も多いようだ。紙の本を店頭に置いて販売する形式より、はるかに低いコストとリスクで本を出版できることに魅力がある。そのため、電子版でしか存在しない本を読めるのはいい点だと感じる。

本屋に行かなくて済む

先ほど紙の本のメリットに本屋での本の購入をあげた。しかしながら人によってはこれは非常に億劫なものとなる。最近はコロナの影響もあり本屋に赴きにくかったというのもある。明確な目的と欲しい本が決まっている場合、本屋にその本を購入しに行くのは単なる作業となる。某大手通販会社を利用する場合でも本が届くまでに日数がかかるのがネックとなる。今、この本が読みたい!という気持ちを解決してくれるのはやはり電子書籍の強みなのではないかと思う。

デメリット

端末費用

実際問題、電子書籍で問題となるのが、その端末費用である。調べてみたところ本を読む端末1位PC2位タブレットとなっている。PCを最初から持っている人ならいいが何も持っていない人が本を読むためにわざわざ端末を買うのは大きな出費になる可能性がある。しかしkindleなどから1万円でお釣りが来るような読書専用端末が販売されていたり、iPadも最安モデルならば3万円台で購入可能など、学生でも十分手は出せるのではないかと思う。社会人ならば尚更だ。

目が疲れる

これは電子書籍の最大のデメリットだと感じる。本を読もう・勉強をしようと思ったその貴重な時間を妨げる理由が「目が疲れたから」というのではあまりに勿体無い。

終わりに

紙の本と電子書籍のいいところ悪いところをまとめてみた。勉強するのにも読書するのにも重たい本を運んでられないのと、ノートをまとめるときに不便であるという点で私個人としては電子書籍を愛用している。実際問題、私の周りの医学生が勉強をするのには全て電子上で行っており、紙の本を運ぶ機会もかなり少ないのではないかと思う。医学に限らず専門書は重い上に大変かさばる物であるということが大きな要因となる。専門書によっては電子版がなかったりするが、紙の本を購入後、裁断し、スキャナーで読み取るといったことをしてまで電子化する人もいる。そのぐらい紙の本は嵩張るし、重たいのだ。趣味の読書に関しては紙の本を愛用する人も多い。

長々と書いてきましたが、この記事をきっかけに紙の本だけでなく電子書籍を使った学習であったり読書だったり、各々に合う新しい楽しみが広がれば幸いです。

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