医学部式【勉強の極意】その3 質問力とは

医学部式【勉強の極意】

こんにちはSKBです。

今回は質問力について考えていこうと思います。

極意 その3:質問は積極的にしろ

これにつきます。「質問は積極的にしろ」

考えたことはあるでしょうか?質問をするという行為は自身の私欲のために、他人の時間を奪う残酷な行為であるということを。

あなたの私的な質問に答えるために、誰か一人の人間の貴重な時間が奪われます。

これは事実だと思います。そして、こういう考え方をしてきたため、私は他人に質問をすることがあまりない人生を送ってきました。

そもそも論ですが、これだけインターネットが発達して、情報に誰でもアクセスできる世界で、誰かの時間を奪うことなどせずとも自身で問題を解決することなど容易だと思います。質問に答える誰かだって、その情報を論文などの1次情報から抜いています。

質問などせず、論文を読んで、情報を抜けばいいのです。誰の時間も奪いません。

しかし、質問をしない人生を送ってきた私としても、最終的には「積極的に質問をするべきだ」という結論に至りました。

なぜ質問をするべきなのか?

質問をしない人生を送ってきた私は大きなギフトを手に入れました。

それは自分で考える癖です。そして、思考力という目に見えないし、定量化もできない胡散臭い能力は相当鍛えられたとは思います。

しかしこれを読んでいるあなたは、「受験勉強で試験に受かる」「資格試験を突破する」「大学の単位をとる」など明確な目的があると思います。

こういった明確な目的がある人は間違いなく質問をするべきなのです。

質問に答えることができるようなレベルの人はあなたの質問の意図を汲み取った返答をしてくれます。

そのため、質問に答えてくれるような人は質問の答えのみならず、重要なエッセンスを添えて質問に答えてくれます。

あなたの周りにもいるはずです、質問したら、聞いてもいないこと教えてくれる人が。こういった情報はとても有用であることが多いです。

なぜこういうことが起こるのかというと、質問者の質問力が低いからです。

その問題などのポイントとなる部分を理解できずに質問するため、質問に答えてくれる人はポイントを添えて答えてくれるのです。

つまり、あなたは質問することによって、質問の答えを得るばかりか、その問題の核となる重要な場所を教えてもらえることができるのです。

あなたのポテンシャルを上げる質問の仕方

何か明確な目的がある人は自分が疑問に思った点を質問することで、時間短縮をはかり、結果を出せばいいと思います。

しかし、時間に余裕があったり、自身のポテンシャルを上げるたいと思っている人もいると思います。

そういった人におすすめの方法が二つあります。

・質問をするのではなく自分で考える。

・質問はディスカッション形式で。

一つ目は簡単です。過去の私がやってきたように質問をするのではなく、自分で考える。これにより、頭が高い負荷に耐えれるようになります。

これをやってきていない人は長時間・長期間解決しない問題に対して忍耐強く取り組むことが困難になると考えられます。うんうん唸って考えた時間は決して無駄にはなりません。

二つ目は質問する時はディスカッション形式で行うように心がけましょう。

つまり、質問に対して答えが明確にあるような質問はするなということです。明確な答えがあるような質問はネットで調べればすぐ出てくるような質問が多いです。自分で調べましょう。

例えば今日は何曜日ですか?など他人に尋ねるのはお互い不幸になるだけです。自分で調べましょう。

ディスカッション形式の具体例を出してみましょう。

例1)数学の教科書ではこのやり方が載っているのですが、私はこのやり方の方がスマートでより汎用性が高いと感じました。教科書でこのやり方を載せている意図はなんでしょうか?

この後、おそらく二つの解法を比べたディスカッションが始まります。

例2)ある国ではデモが頻繁に起こっています。しかし、日本の友達に聞くと、デモをする人の気持ちがわからない。と言っています。どうして私たち多くの日本人にはデモを行う人の気持ちがわからないのでしょうか?

これらの質問はネットに載っていません。知識のある人とディスカッションする必要があるような複合的知識を要するものです。そのため、こう言った質問を有識者に投げかけてみるとディスカッションが始まります。

こう言った質問をすることで非常に学び多い時間を過ごせると思います。

まとめ

今日は「質問は積極的にしろ」をテーマに話をしてきました。

基本的にどんな質問でもしても良いと思いますが。あなたの一工夫でより有意義な時間を過ごせるとおもいます。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

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