意外と知らないバイアスのある世界【バイアスについて徹底解説】

行動の科学
医学生SKB
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こんにちはSKBです。

みなさんバイアスという言葉をご存知ですか?

なんとなく聞いたことあるけど、意味はあんまり知らないって方も

多いのではないかと思います。

今日はバイアスについて説明していこうと思います。

バイアスってなに?

バイアスは英語の「bias」からきています。英語のbiasの意味は思い込み、偏らせるなどといった意味があります。

日本語で使用するバイアスも同様に「思い込みによる勘違い」であったり、そもそも「偏った思い込み」自体のことを指したりします。

そしてバイアスは非常に細かく分類されています。たくさんあるので具体的なバイアスについて説明していきます。

バイアスの種類

医学研究などでよく問題となるバイアスに選択バイアス、情報バイアス、交絡といったものがあります。みなさんあまり聞き馴染みがないと思います。みなさんが日常的に聞く機会が多いバイアスは認知バイスというものに該当すると思います。認知バイアスは本当に種類が豊富なので覚えるのも大変なのですが、知っておくと日常生活で役に立つことも多いのでぜひ読んでみてください。

選択バイアス

選択バイアスとは、観察集団に偏りが生じていることによる誤差のことです。

例えば、体力テストで20代の日本国民の体力を測定しようとする場合です。

この研究をする際に、街に筋トレマシーンを置いて、自発的にデータ測定をしたい20代の人だけから体力を測定するとします。この場合は、体力に自信がある人だけが実験に参加すると思いませんか?マッチョたちが測定したことによって得られたデータは本当に20代日本国民の平均的な体力となるでしょうか?答えは NOです。

このように観察集団の偏りが生じていることによる誤差を選択バイアスと言います。

情報バイアス

情報バイアスとは観察集団から情報を得る際に誤った情報を得てしまったり、正しい情報を得たにもかかわらず情報の扱いを間違えてしまったりした場合のことを指します。

例えば、自宅と病院で血圧を測った人のデータをごちゃ混ぜにした場合です。

まず第一に自宅で測った人はその人の記憶に基づいてデータを得ることになるので、思い違いや、よかったデータを提出する可能性があります。さらに病院と自宅では血圧が変動することが知られているので、そのデータを混ぜてしまうと偏りが生じてしまいます。

このように情報自体に誤りがある場合や、正しく情報を扱っていないことによる誤差を情報バイアスと言います。

交絡

交絡とは、ある研究をする際に調べているものとは異なるものが関係している場合などを指します。

例えば、コーヒーを飲んでいる人に心筋梗塞の人が多いということに気づいたとします。事実かどうか確かめるために研究をおこないます。そうすると確かにコーヒーを飲んでいる人には心筋梗塞が多かったです。よってコーヒーは心筋梗塞のリスクであると結論づけたとします。

理論的には正しいです。しかし、コーヒーは心筋梗塞のリスクなのでしょうか?もっと考えるべき要因はないのでしょうか?

考え方の一つとしてはタバコです。タバコを吸う人が心筋梗塞になりやすいということはわかっています。

実は、タバコを吸う人にコーヒーを飲む人が多いのです。

コーヒーを飲む人に心筋梗塞が多いというのは事実です。しかしそれは隠れた因子(これを交絡因子と言います)であるタバコが原因であったというわけです。

認知バイアス

認知心理学と社会心理学といった人間の心理によって生じる人間の考え方の偏りなどのことを認知バイアスと言います。

認知バイアスとは平たく言えば日常的な勘違いの集まりと言えるかもしれません。

確証バイアス・追認バイアス

確証バイアスとは自分の意見と同じような意見ばかりをみたりと、ついつい自分の意見を肯定するものを見てしまうというものです。

例えば、化学療法で治療中の患者さんが化学療法と手術療法のどちらがいいかを調べる際に自分にとって都合のいい化学療法を肯定しているデータのみに目が止まってしまうようなものです。

自分にとって都合の良い意見を見るのは気持ちがいいかもしれませんが、否定的な意見も吟味する必要があります。

正常性バイアス

正常性バイアスとは確証バイアスと少し似ていて、自分にとって都合の悪い意見を見て見ぬふりする。またはそんなに悪くないと過小評価したりするといったものです。

よく例として聞くのが、ニュースで大雨洪水警報が出て、避難指示が出たとしても、「自分は大丈夫」、「このぐらいの雨ならいつものこと」のように考えて避難が遅れるといったものがあります。

後からかんがえれば、「避難指示が出ていたのに逃げないなんて」と思われても仕方ないようなことなのかもしれませんが、人間の心理としては逃げ遅れてしまう人がどうしても出てしまいます。

内集団バイアス

内集団バイアスとは自身の所属するグループのメンバーがとりわけ優れた人たちであると考えがちであるという思考の偏りです。

ある種エコヒイキみたいなものです。

自分の所属するグループの皆がめちゃくちゃ優秀である場合を考えて見てください。外から見ると、あの集団にいるなんてお前もめちゃくちゃ優秀なんだなと評価されます。

このような背景があるために、自分の集団をひいきにしてしまい客観的に評価することが難しくなります。

このように身内びいきをしてしまうような思考の偏りを内集団バイアスと言います。

外集団同質性バイアス

外集団同質性バイアスとは内集団(自分の所属する集団)が多様なメンバーから構成されていると考え、外集団(自分の所属していない集団)のメンバーはみんな似たり寄ったりの同質なメンバーから構成されていると考える思考の偏りです。

例えば、男性、または女性の行動に対して、男性が「これだから女はダメだ。」といったり、女性が「これだから男はダメね。」といった発言をすることがあります。これらの発言は一個人に対して発せられる言葉なのに、「女」「男」と非常に範囲が大きいです。

これらの原因の一つに外集団同質性バイアスが考えられます。自身が所属していない集団に対してひとまとめに「同じやつら」として認識してしまうことがあります。

「これだから日本人は」「これだからアメリカ人は」などといった発言は通常は別の集団に所属している人が発する発言です。私たちは別の集団をひとまとめにして考えてしまう傾向があるためにこのような発言・思想を持ってしまうのかもしれません。

後知恵バイアス

後知恵バイアスとは後になってみれば、その物事が予見できたのではないかと考えることです。

後から見ると情報量も増えていますし、「どうしてこんなことが予見できなかったんだ!」という人が増えてきます。

東日本大震災の後でも、「津波は予見できた」、「原発の建屋の問題は予見できた」とテレビを見ている人で感じた人もいたと思います。しかしその多くの人たちに問いたいのは、起きる前から予見できましたか?というものです。

私も後になって情報をまとめてみれば、「起こるべくして起きた事故だった。」とついつい考えてまいますが、実際に事前に予測することは難しかったと思います。

医学でも起こります。「後医は名医」という格言のようなものがあります。 「この薬を使ったらこの合併症が起きることは予見できただろ!」とカンファレンスで指摘するような場面も実際にはありますが、その薬を使うにあたって、様々な要因が重なって実際には予見困難であることも多いです。

よく日常的に見る例が、「前の医者は何をやっていたんだ」、「紹介元ではこんなことにも気づいていなかったのか」みたいな発言をする人がいます。しかし、その発言をしている人もきっと他所では同じことを言われています。

後から見た人の方が持てる情報量も多くわかることが多いのは当然なのです。

自己中心性バイアス

自己中心性バイアスとは自身の持っている知識や経験などを基準にして他者の心理を考えてしまうというものです。

例えば、子供のいる夫婦を考えて見ましょう。お父さんは日中仕事に行き、専業主婦のお母さんが育児・家事を日頃担っているとします。お父さんは土日に家事・育児をおこなっています。

そこでお父さんが同僚に愚痴をいうわけです。「俺は平日は仕事をして忙しいのに、休日は育児・家事をやっててさ、その時に嫁さんときたら寝てるわけよ。。。ずるいよなぁ。。。」

ここに自己中心性バイアスが潜んでいる可能性があります。

お母さんは平日は朝から晩まで家事・育児をし、忙しなく働いています。しかし、平日の奥さんの働きぶりをお父さんは見ていないので知らないのです。旦那さんが知っているのは、自分は平日はバリバリ仕事をし、休日は家事・育児に奔走してるのに、その間、家で奥さんがグータラ寝ているということだけなのです。

このように自分の知識をもとに他者の気持ちを推し量る時には誤解をはらむ危険性があるのだということに気をつけなければなりません。

一貫性バイアス

一貫性バイアスは他人に対して、現在の一部の行動・発言により、過去の行動・発言も同様であったのだろうと解釈することです。

例えば、ホームレスの炊き出しなどをしている人を見て、「あの人は昔からボランティアをするような人だったのだろう」と一律に解釈することを一貫性バイアスと言います。

人の行動・発言というものはその時々で変化するということを見落としたものとなります。

世の中には行動に一貫性がある筋の通った人ばかりではないということは胸に刻んでおかなければなりません。

生存者バイアス

生存者バイアスとは、成功してきたような「生存者」側の人間を基準にすると思考に偏りが生じるというものです。

生存者バイアスの一つとして戦闘機の有名な話があります。

帰還した戦闘機の損傷部位を強化しても意味がないという話です。なぜなら、その損傷部位は撃たれても帰還できるほど大丈夫な場所だからです。つまり強化すべきは撃たれていない場所となります。そこを撃たれている戦闘機は帰還できていないのです。生存者だけを見ていたら考え方に偏りが生じてしまいます。

このように生存した側を基準にすると思考に偏りが生じるというのは日常的に注意しておかなければなりません。

自己奉仕バイアス

Photo by
Ayo Ogunseinde

自己奉仕バイアスとは成功は俺のもの、失敗は人のものといったジャイ●ン的な考え方のことです

例えば、自分が会社で部下を持つ身だったとしましょう。部下に指示を出して仕事させた結果、仕事が大成功した時に上司は「俺の指示が的確だったから」と考えます。それに対して仕事が失敗に終わった時には、「あんな奴に任せるんだじゃなかった」、「今度からは俺が仕事をする」、「あいつにはまだ早かった」などという思考にいたり、自身の指示が悪かったことや、部下の力量に合わない仕事を割り振ってしまった自分の無能さには一ミリも焦点が当たりません。

このような都合のいい考え方を自己奉仕バイアスと言います。

このような思考をする人自身の気分はいいかもしれませんが、自身の力量不足に焦点があたっていないため、振り返りによる改善が得られず、人としての成長が乏しくなってしまうように思います。

投影バイアス

投影バイアスとは現時点で起きている問題などに対して過剰に反応し、的確な未来予想ができなくなることを指します。

例えば某ウイルスが流行し始めたころ、マスクが品薄になり一箱3000円になった状態がしばらく続きました。それに対して転売しようとする人たちがさらに過剰に買い占めてしまうという状態になりましたが、気づけばマスクはいつも通りの価格になりました。高値で購入して売り捌けなかった人達が街でマスクを売り歩くという異常な光景も散見されたようです。

さらに日本政府もマスクを増産するためにSHARPにマスクを作ってもらうように要請し、SHARPマスクという品物も出来ました。抽選で3000円でSHARPのマスクを購入する権利が手に入りました。

しかし今やそれは過剰な反応だったとも考えられます。(今私には後知恵バイアスが働いていますw)

このような過剰な反応による偏った考え方を投影バイアスと言います。

バーナム効果

バーナム効果というのは占い師さんがよく用いる手法です。誰にでも当てはまるようなことを言っているにもかかわらず、自分にだけ当てはまっているように感じることです。

占いが好きな人も多いと思います。バーナム効果を知ったあなたは占いが「当てはまってる!」って感じた時に冷静に考えてみてください。その情報多くの人に当てはまってないですか?

例えば、「あなたは社交的な側面も持ちながら、自分の時間を大切にするタイプですね。」のような発言があります。そもそも若干褒められているように感じるので、そうであったら嬉しいみたいな気持ちも相まって、当てはまっているように感じてしまうかもしれません。

騙されないように気をつけましょう。

クレショフ効果

クレショフ効果とは前後の繋がりのない写真や動画を見た時に、それらの隙間を勝手に埋めてつなげて考えてしまうと言うものです。

例えば下の2枚の写真を見た後にどう感じますか?

恋人と別れて絶望的になっている男性がいるようにかんじられませんか?

しかしながらこの2枚の写真は全く関係ない写真です。右の男性がなぜ俯いているのかは誰にもわかりません。それにもかかわらずこの2枚の写真でストーリーが完成してしまいます。

このような現象に対してクレショフ効果と名前がついています。

ダニングクルーガー効果

ダニングクルーガー効果とは、能力の低い人の方が自身を過大評価し、能力の高い人の方が自身を過小評価する傾向にあるというものです。

これはJustin KRUGERとDavid DUNNINGの実施した実験に基づいた論文(Unskilled and Unaware or IT: How Difficulties in Recognizing One’s Own Incompetence Lead to Inflated Self-Assessments.)で、コーネル大学の学生にテストの点を予想してもらい、実際の点との乖離を調べました。

すると点数の高い生徒は自身の点を過小評価する傾向にあり、点数の低い生徒は自身の点を過大評価する傾向にあったと言うものです。

これらのことは直感的に理解できます。

能力の低い人はその能力の低さゆえに自身の能力を的確に認識することができないのです。

学校などでテストが終わった後に間違った問題について話をしている人たちは大抵優等生でした。彼ら優等生は勉強ができるがゆえに、自身が間違えた問題や、自身ができないと言うことを認識しています。それゆえ、間違えたと言うことに対して意識が向きやすいのだと推測されます。

コンコルド効果

コンコルド効果とは金融関係の話などで用いられることがあります。これ以上の投資をすると損失が拡大すると頭では分かっていても、損きりができず、ずるずると損失を拡大してしまうことです。

これはコンコルドの誤りという歴史がベースにあります。昔、早く飛ぶことをコンセプトにした飛行機コンコルドの開発が行われていました。しかし開発費や燃費、騒音、需要などの問題から、採算が取れないということが開発途中でわかりました。それにもかかわらず、これまで投資してきたお金がもったいないからという理由で開発を継続し、結果、損失を拡大しました。

このように、これ以上やっても損が拡大すると分かっていても、これまでの投資を思うと損きりができないというコンコルドの失敗に因んで、今日でも、コンコルド効果という言葉が投資の世界で使われています。

リスキーシフト

リスキーシフトとは、社会心理学の用語で、集団の合意形成の過程においては極端な言動が注目されやすいことにより、危険度が高い(リスキーな)アイディアが賛同を得られやすくなることをいう。

wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%95%E3%83%88

最近、私がリスキーシフトだと思った例はアメリカ元大統領のトランプさんでしょうか。過激な発言は注目されるがゆえに賛同を集めたのではないかと私は感じました。世間の話題にも上がらないような堅実なアイディアより目立ってしまうがゆえに人気が出るのもなかなかに興味深いと感じました。

錯誤相関

錯誤相関とは、物事に相関関係がないものに対しても相関関係があると考えるというものです。

例えば黒猫が通ると不吉であるというのも、錯誤相関と言えるかもしれません。実際に黒猫が横切ろうが、白猫が横切ろうが変わりありません。

根本的な帰属の誤り

根本的な帰属の誤りは行動観察をする上でその行動理由を事実をベースにして考えるのではなく、その人の性格や習慣、癖などが原因ではないかと過剰に考えることを指します。

例えば、町内会の清掃が年に一回あるとしましょう。町内の家族が一人ずつ代表で出てきて街の掃除をします。ところが隣の家の山田さん宅からは誰も出てきていません。このような状況であなたはどう考えますか?

「あー山田さん結構人付き合い悪いし、町内会の清掃とかどうでもいいと思ってそうだもんなぁ」のように考える人が一定数いらっしゃると思います。ところが実際には山田さんはそもそもその日は入院して清掃どころじゃなかったのです。

それでも人間には、「あいつサボったな。そういう性格だもんな」みたいに考えてしまう傾向があります。

ここで例題を解いて見ましょう。

Q:今日、同僚は仕事を時間内に終えることができませんでした。このことが起きた理由として、どのようなものが考えられそうですか?当てはまりそうなものに◯をつけてください。

  1. 彼の仕事が遅いから
  2. 今日は体調が悪かったから
  3. 仕事が多すぎたから
  4. やる気がないから

このような問いがあった時に1番:彼の仕事が遅いから、4番:やる気がないからのような人の特性や性格などを原因と考え、2番や3番のようなものを原因だと考えにくいというものを根本的な帰属の誤りと言います。

行為者-観察者バイアス

行為者-観察者バイアスとは根本的な帰属の誤りと反対で、自分のことになると、性格などを原因と考えなくなることを指します。

例えば

Q:今日、あなたは仕事を時間内に終えることができませんでした。このことが起きた理由として、どのようなものが考えられそうですか?当てはまりそうなものに◯をつけてください。

  1. 自分の仕事が遅いから
  2. 今日は体調が悪かったから
  3. 仕事が多すぎたから
  4. やる気がないから

のような問があったときにあなたは何番に◯をつけましたか?私なら2番:今日は体調が悪かったから、3番:仕事が多すぎたからと考え、1番や4番のような自分の特性や性格などを原因にはあげないと思います。

このように自分のことになると性格や特性を原因と考えなくなることを行為者-観察者バイアスと言います。

アンカリング効果

アンカリング効果とは最初に基準を設けた場合その基準をどのようなものにするかによってその後の考え方に変化が起こるというものです。

例えば、セールなどでアンカリング効果が多用されています。80%offセールで1万円のものが2000円になっていたとしたら安く感じませんか?

そうこれがアンカリング効果です。そもそもその商品の適正価格が2000円のものであったとしても定価10000円に対して80%offという一連のアンカリングを行なった後に2000円になっていたとしたら同じ2000円にもかかわらずなぜか安く感じます。

このアンカリング効果は日常的なさまざまなものに活用されていますので、騙されないように注意しましょう。

ハロー効果

ハロー効果とは別名、後光効果とも言われます。人などを評価する際に肩書きや経歴、上司が有名人であるなどの影響で評価に変動が生じたりすることを指します。

ハロー効果は多くの広告で利用されています。評判のいい有名人などを広告塔に使うことによってその商品もよく見えてしまうというものです。

このように他の要因によって評価が変化するようなものをハロー効果と呼びます。

まとめ

日常に隠れているバイアスを知ることで、自分が誤った判断を下してしまったり、損をしないように役立ててもらえたら幸いです。

今日はバイアスについて書いて見ました。認知行動療法や心理学の専門家ではないので正確でない部分もあるかもしれません。何かお気づきのことがあった場合ぜひコメント欄で教えてください。

ここまでお読みくださってありがとうございました。

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