【キーボード】US配列 VS JIS配列【US配列で業務効率UP!?】

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大学生マナブ君
大学生マナブ君

ねぇねぇSKBさん。

キーボードがほしくてネットサーフィンしてたら

US配列、JIS配列って書いてあったんだけど

どう言う意味なの?

医学生SKB
医学生SKB

やぁマナブ君。マニアアックな質問だね。

キーボードのキーの配置っていうのはさまざまな種類があるんだよ。その中でも日本ではUS配列とJIS配列が有名なんだ。

日本ではJIS配列の普及率が高くてUS配列は一部のマニア用って

感じが現状だね。

でも実はUS配列にもいいところがたくさんあるんだ。

それを今から紹介していくよ。

US配列・JIS配列 デザインの違い

US配列

JIS配列

画像:Apple (以下の画像についても同様、一部改変)
医学生SKB
医学生SKB

ぱっと見同じように見えるけどよく見ると異なる点がいくつもあるよ。

それぞれに個性があるんだ。

左右対称性

US配列

JIS配列

US配列はほぼ左右対称なのに対して、JIS配列では右側のキーがやや遠い印象になります。

Space keyの大きさ

US配列

JIS配列

Space keyの大きさもUS配列とJIS配列で異なります。単純にSpace keyを打つだけならば大きい分US配列の方が個人的には打ちやすいと感じます。

Controlの位置

US配列

JIS配列

US配列とJIS配列の大きな違いの一つはControlの位置にあります。US配列は左端真ん中にみんな大嫌いcaps lockが配置されているのに対して、JIS配列ではControlが同じ場所に配置されています。US配列のControlは左下に小さいのがあります。正直行ってJIS配列のControlの位置の方にControlがある方が明らかに使いやすいです。だからUS配列推しの私は「karabiner-elements」というMacのアプリケーションを使ってcaps lockをcontrolに変えて使っています。このやりかたはすぐ記事を書くつもりなので少々お待ちください。

US配列

医学生SKB
医学生SKB

US配列はブロガー、プログラマーなど文字や記号を多用する人におすすめだよ。

僕の場合、デザインも US配列はスタイリッシュに感じるよ。

US配列:いい点

・ホームポジションを維持しやすい(指がつかれにくい)

・記号の配列が美しく機能的(記号を打ちやすい)

・Enter keyが近い

・Space keyが大きい

ホームポジションを維持しやすい

US配列

JIS配列

画像:Apple

もうこれが全てと言ってもいいほどの利点です。上の画像を見てもらうと、右手小指からEnter keyまでの距離が明らかにUS配列は近いです。1日に数百回は押すEnter keyが近いおかげでUS配列はホームポジションを維持したままタイピングを続けることができます。これにより右手首などの負担が大幅に減り、長時間のタイピングを可能に、そしてタイピング速度も向上すると考えられます。

プログラミングなどで使う記号の配置

US配列

JIS配列

赤で括った部分がプログラミングなどでコードを書いたりするときによく使う記号達です。まとまりを見て貰えば一目瞭然ですね。明らかにUS配列の方が美しく、記号が打ちやすいです。US配列をプログラマーが好んで使うと言われる理由の一因はこういったところがあるのかもしれません。JIS配列でプログラム書いてる人もたくさんいらっしゃるので、最後は好みだとは思います。

US配列:悪い点

かな/英数キーがない

US配列

JIS配列

この点はJIS配列が優れていると思います。US配列ではアプリケーションでかな/英数キーを作ることもできますが、基本的にはかな/英数キーがありません。そのため、日本語と英語の入力を切り替えるときには「Control+Space」を押す必要があります。正直、そんなにめんどくさくないのですが、Magic keyboardみたいに「かな」と「英数」が独立したボタンで存在しているキーボードでは、今、キーボードが英語入力だろうが、日本語入力だろうが、「英数」「かな」を押すことで、お目当ての言語に確実に切り替えられます。それに対してUS配列の「Control+Space」は今がどっちの言語になっているかを正確に把握しておかないと英語から日本語に切り替えたいのに日本語から英語に切り替えてしまうようなミスが生じ得ます。この点はJIS配列(特に「かな」「英数」それぞれ独立キー)が優れていると思います。

かな、英数キーがなくても変換・無変換キーがあればかな、英数キーに設定を割り当てれます。そのやり方は記事にしていますので、ぜひチェックしてみてください

どうしてもJISを使う機会がある

日本では多くの人がJIS配列に慣れ親しんでいます。そして大学や高校、仕事場など公共の場で使うPCは大抵JIS配列となっています。そのためUS配列を普段使って慣れていると、いざJIS配列を使おうって時に使いにくいと感じるかもしれません。私も普段はUS配列を使用しているのですが、病院のキーボードはJIS配列のものなので、打ちにくく感じてしまいます。

JIS配列

大学生マナブ君
大学生マナブ君

僕の家にあるのはこのタイプだよ

医学生SKB
医学生SKB

じゃあマナブ君の家にあるのはJIS配列のキーボードだね。

このキーボードにもいいところがたくさんあるよ。

JIS配列:いい点

慣れている

多くの人はJIS配列に慣れ親しんでいますし、US配列に変えるトレーニングをするのは大変です。ライターみたいに毎日たくさんの文字を打つわけでもないですし、プログラマーみたいに記号をたくさん打つわけでもないので、慣れ親しんだJIS配列を使うのは非常に合理的だと思います。

Enterが大きい

JIS配列のエンターはUS配列より明らかに大きので、少々雑に打っても打ち間違えるということはまずありません。US配列も慣れたら打ち間違えることなどないのですが、最初のうちは少し難しいかもしれません。

かな/英数キーがある

これはUS配列に対して圧倒的に優れている点だと思います。AppleのMagic keyboardではない場合でも「無変換」「変換」キーなどを「英数」「かな」のキーに変更して使うことができますので、使っていない人はぜひ使ってみてください。US配列でも二つあるCommandキーの片方をかな/英数に変えて使う人がいますが、物理ボタンが一つだと結局「Control+Space」の時と同じように今、日本語なのか英語なのかを把握しておかないと打ち間違えることになります。「英数」「かな」が物理ボタン二つあることは思っている以上に使い勝手がいいです。

かな、英数キーがなくても変換・無変換キーがあればかな、英数キーに設定を割り当てれます。そのやり方は記事にしていますので、ぜひチェックしてみてください↓

かな入力ができる

これに関しては僕はやったことないので多くは語れないのですが、このJIS配列についているひらがなをそのまま打つことができます。多くの人はローマ字打ちでひらがなを打っていますが、JIS配列についているひらがなのキーを一回押すだけでひらがな入力ができるようになっています。つまり「か」という文字を打とうとしたらローマ字打ちなら「ka」の二文字を入力する必要がありますが、かな入力ならば「T」のキーを一回打てば「か」と入力できるため、文字を早く打つことができます。ブロガーさんやライターさんなんかは大量の文字を打つため、かな入力に矯正しているという話はよく聞きます。

JIS配列:悪い点

ホームポジションが乱れやすい

US配列

JIS配列

JIS配列の最大の欠点はやはり、右側のキーへの距離が遠いということです。特に1日にたくさんうつことになるEnter keyが遠いのは致命的です。JISを使っていたときは長時間タイピングをすると右手首がいつも疲れていました。今はUS配列に変更したので、前よりかなり手が楽になりました。

日本語表示が少しダサい

これもまぁ人それぞれ感じ方はあるでしょうが、US配列に対してJIS配列は一つのキーに表示されているものが多くてゴチャゴチャした印象をどうしても受けます。

まとめ

US配列

・手が疲れにくい

・記号が打ちやすい

JIS配列

・慣れている

・かな/英数キーが優秀

・Controlの位置が優秀(ただしUS配列でも同様に変更可能)

US配列とJIS配列についてAppleのキーボードを例に紹介してみました。他のキーボードでは配列が違ったりしますが、特徴としては似ていると思います。みなさんぜひ自分の気に入ったキーボード、配列でタイピングを楽しんでください。

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